統計学の世界へようこそ
何かとあわただしい年度末。
加えて、新型コロナウイルスの対応で
学校も 一層あわただしくなっています。
さて、2年生の生物統計学実習の締めくくりは
これから統計学を学ぶ1年生を対象に
統計実習の発表会がありました。
1年生にとっては
「そもそも なぜ、統計を学ぶのか?」
「統計って必要なの?」
という疑問があるかもしれません。
1.実験や調査の結果(データ)を
わかりやすくまとめることができ、
2.結果を解釈し、そこから
判断や予測ができる。
そして、何より
3.表やグラフの“トリック”
(不正確な情報、誤った印象)に惑わされず
情報を見抜く、自分で判断する力をもつためです。
1年生が「なるほど~」 と思ったところで
そんな統計学について
データ整理の方法や グラフの種類の他
あまり聞きなじみのない(?)
“t検定” “カイ二乗検定”についても
具体例を交えて紹介・説明をしてくれました。
プレゼンのツールといえば
“パワーポイント”があります。
そんなツールを使わずとも
内容がしっかり伝われば
プレゼンとしては成功かもしれませんが・・・
やはり、聞き手としては
パワーポイントのありがたさを感じたかもしれません。
いずれにしても
“グラフ”にだまされない、賢い社会人になるために
統計学を学んでいきましょう!