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自然環境

天気が良いからといって・・・【 天候:猛暑日間近 】

こんにちは。自然環境学科の竹田です。
野外実習の度に、いろんな先生から天気のことを心配してもらっています。
6月はじめのとても暑かった日に、南区の「白川(しらいかわ)市民の森」に、
2年生が爬虫類実習に行きました。


 
天気は快晴、朝からジリジリと暑い日でした。
彼らが1年生の時の爬虫類実習では、天候に恵まれず、ヘビやトカゲをほとんど捕獲できませんでした。
今回の実習はその雪辱を期待していたのですが・・・
 
 
歩けども歩けども、ヘビはおろかトカゲすら出て来ません。
その理由は、気温が高いとヘビやトカゲは早朝のうちに日向ぼっこ(体を温め)終え、棲みかに戻ってしまうからです。
以前の実習でヘビが捕獲できた河原に移動しましたが、この日の気温では場所は関係ありませんでした。
 
そうなると、暑さに我慢できない彼らは、

川に入って遊びはじめたり、
 

N沢くんは、こんなアクロバティックな体勢で川の流れを撮影したりと、
それぞれ、ひとときの涼を楽しみました。


 
たった1匹捕獲できた蛙を観察し、近くの北方自然教育園を見学して学校に戻りました。
 
いつも雨の心配をしていますが、天気が良すぎてもダメな場合もある・・・
自然・動植物を相手にすると、必ずしも思うようにはならないという事を思い知らされる一日でした。