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バイオ

トラブル、そしてサプライズの臨海実習

こんにちは
バイオ学科の山崎です。
 
毎年、前期末試験を終えると
2年生は忍路(オショロ)の臨海実習に行きます。
 
出発時には晴れていたのに、誰の行いが悪いのか・・・。
 
移動中にポツポツと雨が落ちてきて
おたる水族館に到着した時には、しっかり降ってきてしまいました。

早速、水族館のバックヤードを見学させてもらい
その後、各自で自由見学をしました。

しかし・・・
激しい雨と強風の悪天候で、屋外の見学は厳しく
その後の実験所までの移動も、見通しが悪くて
実習ができるか不安な気持ちになりました。
 
そんなトラブルの中、私自身も本当にサプライズで
実験所で北海道新聞(後志版)の「忍路の魅力を伝える」取材がありました!

波が高くて 近場での磯採集も困難な状態だったので
今回は早めに切り上げて、ウニの発生の実習をしました。

発生の観察には、オスとメスのそれぞれが必要ですが
あっちも、こっちもオスばかりで
卵を持っているウニになかなか出会えず・・・

もしかしたら、発生の実習も出来なくなるのか?
と心配しましたが、なんとか貴重な卵を採ることができました。

何とかトラブルを回避できて、ホッとしていた所で
環境の学生さんが、サプライズで実験所を訪ねてきてくれました♪

この日は、発生の観察と海藻標本の作製と
ちょっとだけ灯火採集をしました。

トラブルがあって、サプライズもあって
今までにはない実習初日となりましたが
翌日はすっかり天気も良くなって
気持ちよく磯採集ができました。

 
アメフラシに出会えて 学生さんも飛び切りの笑顔でした。

終わりよければ全てよし!
 
今年も思い出深い臨海実習になりました。