いろいろなカビを観察
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
1年生の微生物学実習では、顕微鏡を使って
細菌(バクテリア)類を、その次に酵母類を観察し
そして最後にカビ類の観察を行いました。
セロテープを使った方法は、簡単にプレパラートを作ることができます。
ですが、セロテープでカビを引きちぎってプレパラートを作るので
カビの構造や特徴はわかりますが、カビ本来の形ではありません。
毛カビ、クモノスカビ、青カビ、麹カビは
セロテープ方を行いましたが
黒麹カビは、スライドカルチャー法を行いました。
クリーンベンチ内で、スライドグラス上の培地にカビの胞子を接種し
湿度を高く保つために
シャーレの下に敷いているろ紙を滅菌水で湿らせて培養します。
数日後、顕微鏡で見てみると
カビ本来の形で、スライドグラス上にうゎさうゎさ生えていました。
隔壁の有無による菌糸の違いや、特徴的な構造の観察や
他のカビとの比較をじっくり行いました。
スケッチを提出して 実習が終わると
達成感や開放感で、いつもの(騒がしい!?)雰囲気に戻ります。
観察したカビ類については
次回までにレポートをまとめてもらいます。