ヨーグルトの加工と品質の確認
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
2年生で食品サイエンスの学生さんは
食品の加工実習があります。
先日、ヨーグルトを加工し
出来たヨーグルトの品質確認(微生物検査等)をしました。
完全食品である牛乳を、しっかり殺菌をした上で
乳酸菌だけを増やすため
温度管理が、加工ポイントの1つになります。
容器に詰めたヨーグルトを発酵させて
後日、出来上がったヨーグルトの微生物検査をしました。
ヨーグルト成分の基準に
「1mlあたりの乳酸菌数または 酵母数1000万以上」
また、「大腸菌群は陰性」とあります。
今回は、乳酸菌の菌数と 大腸菌群を調べました。
試料(ヨーグルト)を採取し
10倍、102倍、103倍・・・と、ミキサーでよく混ぜながら希釈し
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シャーレに取った試料希釈液に、培地を注ぎ入れます。
もちろん、味覚試験も行いました。
“味見”のうわさを聞きつけて
遺伝子専攻の学生さんたちが、駆けつけてきましたが
ジャムの試食と勘違いをして、食パンを持参していました。
遺伝子専攻の学生さんたちも
「この班のおいしい」「こっちが食べやすい」と
いろいろ感想を聞くことができましたが
誰が何を言っても、自分たちのヨーグルトが一番!
と、どの班も自負していました。
自分たちが加工したものに 自身が持てるのは
それだけ しっかりと真面目に取り組んだからだと思います。
その調子で、これからも実習していきましょう!!