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海洋生物

スノーケリング実習

こんにちは。海洋生物学科の馬場です。
 
私は本州や四国に住んでいましたが、今年の北海道は蒸し暑く感じられます。
気温は内地に比べれば、それほど高くないですが、この蒸し暑さは今までの北海道にはなかったように思います。
夏でも蒸し暑くないところも北海道の魅力であるはずですが、やたらと汗をかきます。
皆様も熱中症に気を付けてお過ごしください。
 
 
さて、7月上旬、1年生はスノーケリングの実習に行きました。
 
数年前から、1年生の増殖工学の授業担当の工藤先生が勤めている「ポセイドン」という潜水会社にお願いしてスノーケリングの実習を行っています。
 
場所は泊村盃海水浴場。
学校から片道2時間半ほどかかります。
 
途中コンビニや仁木町にある「きのこ王国」で休憩を取ながらようやく到着です。
 
きれいな海ですね。

こちらはポセイドンさんの新しい施設。現在は中にカフェも開いているそうです。

まずはお決まりの記念撮影。

こちらが講師の工藤先生。海の男という言葉がよく似合うかっこいい大人です。
私も工藤先生のようなかっこいい大人になりたいです。

学生もよく説明を聞いています。

こちらが今回スノーケリングの指導をして下さるインストラクターの方々です。
中央の女性は海洋生物学科卒業生のSさんです。去年もインストラクターとして指導してくださいました。

まずは二人一組になって「バディ」を決めます。
ダイビングやスノーケリングでは、一人での行動は危険なため、バディと呼ばれる二人一組で構成される相棒と二人で行動します。
 
「バディ!」と呼ばれたら写真のように手をつなぎ上にあげます。

一通り実習の説明を受けたらお昼休憩です。
海洋の学生はもちろん海の生物に夢中です。

小さなヤドカリや

大きなアメフラシも。潜ったら違う生き物もたくさんいそうですね。

休憩時間も終わり準備に取り掛かります。
マスクやスノーケル、ウェットスーツ、フィンなどを自分に合ったものを選びます。
スノーケリングはダイビングと違い、酸素ボンベは使用せず、フィンとスノーケルを使って泳ぎます。

 
秋田出身のT君はお気に入りのマスクとスノーケルを見つけたようですね。

選び終わるとインストラクターの指示を聞きながら着替えます。

Sさんが渡しているのはライフジャケット、普段は使用しない場合もありますが、安全第一です。

着替え終わり、すぐにでも海に入りたいところですが、説明を受け忘れてはいけません。
Sさんがメインで説明してくださいました。

マスクの付け方、スノーケルの使い方、フィンの付け方など、Sさんの熱のこもった指導に学生も真剣です。

説明も終わり海へ向かう学生たち。勇ましいです。

入る前にマスクを装着します。

いよいよ入水です。想像以上に冷たいようです。

バディの肩に支えてもらっているのは、水中でフィンを着けるためです。

これが難しく、みんな悪戦苦闘です。

準備ができたら少し沖にある岩まで泳いでいきます。

そんな中、前日体調を崩し休んだI君。この日も体調が悪く参加できませんでしたが、波打ち際で生物探し。

I君はカニを捕まえて大喜び。

そして、スノーケリング組は岩場に到着。

みんな気持ちよさそうに泳いでいます。楽しそうに泳いでいる姿を見ていると微笑ましいですね。

ここで工藤先生から課題が出されました。ホワイトボードに1種類の動物をスケッチするというもの。
ホワイトボードとペンを渡され生き物を探す学生たち。
水中カメラで撮影していたため、ありがたいことにSさんが水中での写真を撮ってくださいました。
いい写真が撮れています。

おかげさまで、水中でスケッチしている学生の写真も載せることができました。
真剣にスケッチしています。何をスケッチしているのでしょうか。

寒くなったのか海から上がったN君。顔も青ざめています。

しかし、戻りはもちろん泳ぎです。
みんな寒かったり疲れていたりしているでしょうが、精いっぱい泳いでいます。

ようやく到着です。疲れているようですが満足そうです。

静岡出身のT君が珍しいヒトデを捕まえていました。
なんと足が7本です。泳げないと話していたT君も上手に泳いでいました。

貴重な体験や発見ができて、みんな楽しそうで何よりでした。

夏休みも終わりましたが、有意義な日々が過ごせましたか。
 
9月には、また校外実習がありますよ!