大腸菌のコロニー発色実験

バイオ2年生の遺伝子工学実習の様子です。
 
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ある生物の染色体の一部を
“ベクター”（遺伝子の運び屋）に挿入し
 
これを大腸菌（宿主）の細胞内に導入して
“形質転換”（トランスフォーメーション）をさせます。

 
“形質転換体”（トランスフォーマー）は
ベクターの持つ抗生物質耐性遺伝子により
抗生物質を含む培地でも生育することができます。

 
また、ベクターのもつ発色遺伝子により
通常は青色コロニーになりますが
 
遺伝子の挿入によって発色遺伝子が壊れた
“形質転換体”は白色コロニーとなるので
形質転換体を　容易に得ることができます。

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以上は、2年生の　MATSU ☆　MOTOさん　の報告です。
 
実は、この実験内容が
今回のバイオ技術者認定試験にしっかり出ました！
 
・形質転換を表す語はどれか。（総論）
 
・カラーセレクション実験でDNA断片が挿入された
大腸菌コロニーの色はどれか。（遺伝子工学）
 
この2問は、しっかり答えられたこと思います。
 
バイオ技術試験は、日ごろの授業や実習の内容で
問われる問題も多いので
試験の結果がとても気になっています。