薫製を作ってみる
物産展で、実家が水産加工を営んでいる学生のお店が出店するとのことで、
帰宅途中に寄ってみました。
なんとも、日本酒に合いそうなものたちが。
美味しそうだったので、予算以上に買い物してしまいました。
年末年始の楽しみに取っておきます。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、海洋生物学科の学生たちは、様々なジャンルに就職していきます。
中でも、食品関係に就く学生も多いため、
水産食品学という授業があります。
年に2回ほど、自分たちで水産物を加工してみますが、
今回は、なんちゃって薫製を作ってみました。
何がなんちゃってなのかというと、本格加工ではなく、
割と調理に近いから。
それでも、雰囲気は伝わったでしょうか。
まず、ミズダコの皮を取ります。
普段、自炊しているのか、自宅生は母親の手伝いをしているのか、
様子を見ると分かりますね。
海洋の学生らしく、「皮も食べたい!」と、
捨てずに薫製にしていました。
ハーブ入りソルトで味付けします。
朝の番組の〇〇‘s キッチンの真似でしょうか。
ちゃんと調味してくださいね。
刺身用なので、味付けしただけで、
何だか無茶苦茶美味しそう。
ヒッコリーを敷いて、
タコを並べて、
燻したら出来上がり!
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我先にと取ったら、
薫製で乾杯。
何事も楽しみを一つ加えるのは良い事です。
ただ食べるより楽しそうですね。
続いて、バナメイエビ。
みんなで殻を取り、
また燻します。
エビの出来上がりは、
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こんな感じ。
ここまでで、薫製にして美味しいのはどっちと聞くと、
タコ派とエビ派に分かれました
続いて、カラフトシシャモ。
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シシャモは自分たちで食べる以外に、教職員のみなさんにも味見していただきました。
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みなさん、概ね好評で、学生たちも笑顔でした。
最後に、
竹輪を燻します。
意外と、そのまま食べるより薫製にしたほうが美味しいとの意見が多く、
ひと手間で身近な食材が変化することを知ってもらえたでしょうか。
2年生はもう、卒業間近。
まだ学生なので未熟な面はありますが、
昨年よりも大人になったなと岡本的には思います。
まだ就活中の学生も、焦らず、自信をもって、
自分の道を見つけてくださいね。