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バイオ

中・高生が驚いた!?カビの真実・・・

バイオ(生物・化学)分野の職業体験や実験、
そして、お仕事紹介(職業講話)の時には
いつも初めに「バイオテクノロジーとは何か」をお話します。
 
“生き物を上手に活用する技術”として
例を挙げて話をしますが
 
話を聞くだけではなく、実際にモノを見た方が
インパクトがあるかと思い
ドン引き覚悟で“カビ”を見てもらっています。
 
まず初めに
見た目がフサフサした感じのこのカビは

繊細な菌糸が 美しく伸びて
とても洗練された(スタイリッシュな)雰囲気がありますが

残念ながら
土壌中に多くいる、食品を腐敗させるカビです。
 
動物の毛のように見えることから
“毛カビ”とも呼ばれています。
 
そしてこちら、見た目は残念な感じですが
実は日本酒造りには欠かせない“コウジカビ”です。

Aspergillus oryzae(アスペルギルス・オリゼー)
という名前(学名)が付いていますが
 
同じA. oryzae という名前でも
見た目が全く違うのもいます。


この白いタイプは、お漬物用のコウジカビで
これらコウジカビは、私たちの生活になくてはならないカビです。
 
中には、真っ黒で不気味なものもありますが
これは沖縄の焼酎“泡盛”を作るカビです。

中高生に、お酒の話ばかりして! と言われそうですが
もう少し身近? なカビに・・・
 
培地に這うように広がる、コケのようなタイプがいます。

実はこれ、
ゴルゴンゾーラチーズ(ブルーチーズ)の熟成カビです。
 
もちろん、カビが広がる米麹やブルーチーズは
食べられるカビですが、
パンや餅、ミカンに生えたカビは食べたら危険です。
 
見た目ではわからない、善玉カビと悪玉カビ。
 
これをうまくコントロールする技術が
バイオテクノロジーの1つなんです!