臨海実習、まずは妄想してみる
毎年9月末の定期試験最終日に
バイオの2年生は 臨海実習に行ってきますが
今年は都合で
試験週間前に行くことになり
9月に入ってすぐに
1泊2日の全体の流れの説明がありました。
宿泊場所は実習施設なので
洗面道具などの準備が必須です。
いつも非常食(お菓子)の質問が出るのですが、
今年は花火に関する質問だけで・・・
「花火は持って行っていいですか?」 →ダメです。
「線香花火は?」 →花火とつくものはダメです。
「では、爆竹はOKだ!」 →もちろんダメです!
歴史的な木造建造物のそばで
花火をしていたら、どんなことが起こるでしょうか?
想像しただけで、それはそれは恐ろしい話です。
磯採集採取方法や注意事項、
灯火採集や海藻の標本作成などの説明があり
海の多様な生物の“おもしろさ”と
実習に潜む“危険”についても話がありました。
クラゲに刺される、ハチに刺される、だけではなく
採集中にTシャツの袖が濡れる
不幸にも穴が開いて、片足だけが濡れる
足を滑らせたり、波に押されたりで水没・・・。
「自分が!」 ということを想定して
着替えの用意も必要です。
「気を付けよう」と思いながらも
「荷物になって面倒」、「自分は大丈夫」と
軽く考えている人もいるでしょう。
しかし、まさか、あんなことになるとは
誰も予想していませんでした・・・。
(つづく)