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バイオ

カビの魅力

こんにちは
バイオ学科の山崎です。
 
1年生の微生物学実習では
細菌や酵母を顕微鏡で見てきました。
 
「大腸菌と黄色ブドウ球菌」

細菌の形態は
球菌、桿菌と呼ばれて 単純な形をしています。
 
観察・スケッチをしていても
「なるほど・・・」というところでしょうか。

ですが、“カビ”には
様々な特徴があり、観察のしごたえがあります。
 
「コウジカビ」

カビの中には
イチゴのランナーのような
“匍匐菌糸”というものを伸ばし
 
シャーレのふたの隙間に、びっしり菌糸が広がって
ふたがくっついてしまっているものもあります。

培養したカビのプレパラートを作り

顕微鏡で観察して

スケッチしていきます。

「コウジカビ」 (O君のスケッチ)

「クモノスカビ」 (Kさんのスケッチ)

私も顕微鏡をのぞきながら
実習の様子や、カビの写真を撮っていますが
 
実は、今回ご縁があって 
以前、ブログにアップしていたカビの写真が
子供向けの科学書籍に掲載されました!! (書籍右下)

「協力・写真提供」というところには
・・・研究室 / 札幌科学技術専門学校 / 信州・・・
と、学校名も掲載されています。
 
写真が書籍に載った 嬉しさのあまり
学生よりも 
取りつかれたように、今はカビばかり 写真を撮っています。